ビオー呼吸とは?特徴と、原因、機序について解説
ビオー呼吸とは、髄膜炎や脳・中枢神経疾患により無呼吸と頻呼吸が不規則に繰り返される異常呼吸パターンです。在宅でも起こりうる異常呼吸ですが、他の異常呼吸との違いを確実に理解できている人は少ないのではないでしょうか。本記事では、ビオー呼吸の特徴、原因、機序について、明日から使える知識として分かりやすく解説いたします。
正常呼吸の正常値は?
成人の呼吸数の正常値は、規則的で、かつ安静時に12~20回/分が目安とされています。
異常呼吸の種類は?
まず、異常呼吸は大きく以下のように分けられます。
・呼吸量の異常
・呼吸リズムの異常
・呼吸様式の異常
・奇異呼吸
このうち、ビオー呼吸は呼吸リズムの異常にあたります。
ビオー呼吸とは?
ビオー呼吸は失調性呼吸とも呼ばれ、無呼吸と頻呼吸が不規則に繰り返される呼吸パターンです。無呼吸の状態から突如として深くて速い呼吸が数回繰り返され、再び無呼吸に戻ることが特徴です。

ビオー呼吸の原因は?
主な原因として、髄膜炎、脳腫瘍、脳炎などによる頭蓋内圧亢進や脳ヘルニア、脳卒中が挙げられます。
ビオー呼吸の機序は?
ビオー呼吸の機序として、脳・中枢神経病変の中でも橋や延髄周辺の障害に関連しています。なぜなら、橋と延髄には呼吸中枢が存在するため、障害されることで呼吸リズムが乱れるからです。
まとめ
いかがだったでしょうか。ビオー呼吸は中枢神経疾患が関連しており、発見時には早急な対応が必要となります。チェーンストークス呼吸やクスマウル呼吸など、他の異常呼吸と混同しないようにしっかり理解しておきましょう。
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